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気づいた時には
仕事の山場を超えた時に、それはやってきました。
急に心臓が体の中で跳ねるような動悸がするようになりました。夜中や早朝目が覚めるようになり、次第に眠れなくなりました。食事も量が減り、味がわからなくなりました。活字中毒だったのに、本が読めなくなりました。文字を追えなくなったのです。
仕事が忙しかったせいで疲れているのだと最初は思いました。でも休日は午後まで起きられず、外出する気にもなれない自分はちょっとオカシイのではないかと感じるようになり、やがては朝起きても仕事に行けなくなりました。
病院に行ってみよう、そう思えたのは何故なのか分かりませんが、自分で自分のことが良くわからなくなっていたので、誰かに客観的に判断してもらいたかったのだと思います。心療内科に行くと言ったら、夫は「どうして?」と言いました。そばにいる人にも私がオカシイとは分からないのだから、尚更病院に行ってよかったと思います。
「大丈夫、疲れているだけです。」と医者に言って欲しくて病院に行ったのですが、診断はうつ病でした。「もう、これ以上仕事に行くのは無理でしょう。」と、すぐ休むように指示されました。その時の私の気持ちは、嬉しいような哀しいような、救われたような、複雑な気持ちでした。
とにかくゆっくり休んでまた頑張らなくてはと思い、今に至ります。今日まで色々なことを考えました。仕事のこと、家庭のこと、将来のこと、そして自分が何故こうなってしまったのかも。そのことについては、少しずつ書こうと思います。
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