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こわいくらいタイムリー

 病院の帰り道、たまたま寄ったコンビニで、たまたま区報を手にして、家に帰って読んでいたら、「こころの健康について考えよう」という特集が1ページにわたって載っていました。最近の出来事は、何かに導かれているようで、恐いぐらいです。

 まず、『こころの病~こころの不調を引き起こす病~』ということで、気分障害(躁うつ病・うつ病・躁病)、不安障害(神経症)、統合失調症、嗜癖・さまざまな依存症についての説明が書かれていました。読んでいると、確かに自分はうつ病なんだなと思いましたが、「外出できない、乗り物に乗れない、何度も手を洗う」という症状もあるので、不安障害も少しあるのかもしれません。

 次に『こころの病のある方へ』とあり、共同作業所、就労移行支援、就労継続支援、生活介護について連絡先が書いてあり、色々な支援があるのだと勉強になりました。

 『保健所・健康相談所の取り組み』では、精神保健福祉相談、家族問題相談、保健所デイケア、各種講演会、家族会の支援、悩み事の相談先情報の提供、ゲートキーパー指導者派遣について書かれており、毎月1回保健所にて精神科医師による相談があると知りましたので、セカンドオピニオンを求めて、申し込みをしてみようかと思います。

 最期に、『自殺予防』について。「自殺は精神的な悩みや不調を抱えて、長い間迷った末の、追い込まれた死であることが少なくありません。自殺する人の8~9割ほどにうつ病、アルコール依存症など、こころの病が関係していると言われています。」と書かれていて、少し怖くなりました。下記は周囲の方へのアドバイスだと思いますが、このことを知ることで、自分自身も歯止めが利くのではと思いました。

<自殺に対する誤解>

① 「死ぬ、死ぬ」と言う人は、本当は自殺しない

[次項有]ほとんどの人は、実際に自殺する前に、何らかのサインを送ったり、自殺するという意思をはっきりと言葉に出したりして周囲に伝えています。

② 自殺の危険度が高い人は死ぬ覚悟が確固としている

[次項有]自殺の危険の高い人は「生」と「死」の間で心が激しく動揺している事が普通です。「死んでしまいたい」という気持ちばかりでなく、「生きたい」という気持ちも同時に強いのです。

③ 未遂に終わった人は死ぬつもりなどなかった

[次項有]自殺の危険の高い人でも、「死にたい」「助けて欲しい」という気持ちが揺れ動いており、それが自殺行動にも反映されています。自殺未遂におよんだ人は、その後も同様の行動を繰り返して、結局は生命を落としてしまう率が高いのです。

④ 自殺について話をすることは危険だ

[次項有]「自殺したい」と打ち明ける人と打ち明けられる人の間に信頼関係が成り立っていて、真剣に対処しようとするならば、率直に語り合うほうが自殺の危険を減らすことになります。また、自殺について言葉で表現することで、ある程度冷静になることができます。

⑤ 自殺は突然起き、予測は不可能である

[次項有]一見最近の事件が原因のように見えても、それは引き金になっただけに過ぎないことが多いのです。一般に、自殺の動機は深刻で長期にわたる場合が普通です。

 今回、久しぶりに原稿を読みながら大量の文章を入力したので、疲れました。ブログを書くことで、PCの文字入力は衰えないかなと思っていましたが、復職への道はやはりまだ遠いですね。


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コメント 4

こだっく

おはようございます♪(相変わらずの早期覚醒です)
でしょでしょ、恐いくらいタイムリーな出会いってあるでしょ。昨日のコメントにも書きましたが、これがご縁というか、神様のプログラムだと思うのです。偶然ではなく、必然だと。
わたしがカウンセリングを受けるきっかけは、マンションに回っていた回覧板、その回覧板で近くの保健所で社会不安障害の相談というかセミナーの案内を目にしました。そのセミナー受けて、治療方法として心理療法(認知行動療法等)が有効だということを知りました。また偶然にも、当時通院していたクリニックで、同時期に、ほぼ無料のカウンセリングがスタートしたのです。それも、担当カウンセラーは認知行動療法が専門、そして、カウンセリングのおかげでうつ病も大きく回復しました。
しかし、その担当カウンセラーは家庭の事情と他のクリニックからの誘いもあり、半年でそのクリニックを辞められました。そのときに連絡先を聞いておいたのです。後任のカウンセラーとは相性が合わず、ほとんど効果が無く、主治医とも意見の相違があり、転院することになりました。それが、今の主治医、そして、再度調子が悪くなったので、最初のカウンセラーに自分で連絡をとり、いまはまたそのカウンセラーにお世話になってます。
いろいろな経緯を辿りましたが、いまは主治医、カウンセラーとあとEAP相談員にもお世話になり、自分にとって良い治療環境ができています。だから、その分、今回の復職を成功させたいという思いも強いです。この環境が維持できている間に、何とか寛解まで持って行きたいです。
神様のくれたチャンスは案外と短いですからね。幸運の後ろ姿はハゲチャビン、後ろ髪は掴めないということですよね。
偶然の出会いや決断が幸運の入り口かもしれないです。もしかしたら、いまがそのときかも、その幸運を逃がさないでくださいね。

長いコメントでごめんなさい。以後、自重しますね。(^_^;
by こだっく (2009-10-17 06:28) 

ichi

こだっくさん、「神様のくれたチャンスは短い」って言葉、忘れないようにしますね!過去を振り返ると、本当にそうだったなあと思います。
今回この幸運を逃さないようにします。

人と会って話すのはまだ億劫だけど、ここでたくさん話して頂けたり、自分もコメントを書かせて頂くのは、とても楽しいのです。
だからこだっくさん、自重なんてしないで、今後も色々と教えて下さい(^-^)
by ichi (2009-10-17 11:19) 

ne-neko

ご心配おかけしました。
東京都は自殺防止に力をいれてますよね。
私の住んでいる区では「自殺防止月間」というのがあります。
町内の掲示板に「生きててほしい」というキャッチフレーズの広告が張ってありました。思わず立ち止りました。
by ne-neko (2009-10-17 23:47) 

ichi

ne-nekoさん、恥ずかしながら自分がこの病気になるまで、どこかで「関係ないことだ」という意識が働くのか、『自殺防止』や『こころの病』という言葉に目をとめることはなかったです。
うつ病になったのは、そんな自分を戒める意味もあるのかもしれません。
by ichi (2009-10-18 13:08) 

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